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2024.09.01

今月は長浜店 山口さんを直撃!
2年半ぶりのボーンフリー、どうですか?

今月のスタッフヴォイスは、4月から2年半ぶりにボーンフリーへ復帰した、長浜店の山口さんを直撃! 2年半住んでいた宮崎県でのことや、最近ハマっていること、ボーンフリーやお仕事への熱い思いなど、今回もたっぷり聞いてきました! ぜひご覧ください!

さっそくですが、久しぶりの滋賀県とボーンフリーはどうですか?

一言で言うと、忙しいですね。忙しくて、いい意味でボーンフリーは変わってないなっていう。平和だなっていう感じです。楽しくやってますね。

ボーンフリーから離れて、何年ぶりに帰ってきたんでしたっけ?

2年半ぶりくらいですね。2021年の9月くらいにボーンフリーを退社しました。

そう思うと、意外に最近ですね。

たしかに、2年半って意外とあんまり変わらないね。そんなに。でも今ボーンフリーは新体制で社長も変わって、新しい取り組みも増えたりしてますよね。そこは年月の変化を感じました。

ちなみに最近はどんなお仕事をされているんですか?SNSの更新などもされているんでしょうか?

お店のインスタの更新は店長と番野さんと僕の持ち回りですね。特に当番を決めているわけではないんですけど、気付いた人がやるっていう感じでやっています。

最近の長浜店のインスタは、前と比べて写真だったり投稿の質感が変わったような感じがするなと、個人的に思います。なんでしょう、よりカッコよくなったというか。

ありがとうございます。極力やっぱり良く見せたいっていうのもあるし、写真の撮り方も意識したりしていて、ボーンフリーに戻る前の仕事も結構SNSを使うことを強化したりしていたので、そこのノウハウを活かしながらやっています。

結構お客様からも反応はあったりしますか?

良くなったというか、「キレイになったね」って言ってくださる方がいらっしゃって。あれはありがたいですね。嬉しい限りです。

あとお仕事的にはSNSもですけど、今は店長代理なので加藤店長のサポートを同じ店長代理の番野さんと一緒にやっていて、楽しいお店にしていけるように努めている感じですね。

そういえば一度退社される前は、長浜店の店長をされていましたね。

そうですね。2年間だけ店長やって、ちょうどコロナが直撃して(笑)店長になった時にコロナが流行り出して、なかなかイベントも出来ない状況でしたね。それで2年経って、緊急事態宣言などがあった年の秋に宮崎に移住したので。モロに被っていましたね。

それからまたボーンフリーに戻ってきて、新しい形で働けてすごく良いな、楽しいなと思います。

宮崎に移住される前と現在で、心境などに何か変化はありましたか?

そうですね……、いい意味でこだわりがなくなったって感じですね。客観視じゃないですけど、ちょっと視野が広くなったというか、そんな感じはしますね。立場的にもそうなのかもしれないですけど。店長だった時は一生懸命だったから「あれをしないと、これをしないと」って感じでしたけど、今はなんか……自由にやっているので(笑)

色々な経験や外を見てきたことが、現在のそういった視点に繋がったということでしょうか。

そうですね。あとファッションのこだわりもなくなってきたなって。

確かに!服装の感じがだいぶ変わったなという気はしますね。ワイルドな感じ。

変わったでしょ。

変わりましたね。うまくは言えませんが、野生的というか。

いや、それはあるかもしれないです。宮崎って暑くて自然の多い場所ですし。

一回ファッションの仕事から離れているので、なんかブランドにこだわるっていうより、モノを見るようになりました。服の質とかシルエットとか、そういうところを重視するようになったかなって。前はこのブランドだから良いとか、そういうところを見ていたんですけど、ブランド問わず商品そのものを見るというか。

今の自分に合っているだとか、今これが着たいから着るみたいな。

そうそう。そうですね。お客様にお勧めするのも、そういう感じですね。

前は「僕はこのブランドが好きだから、この商品をお勧めしたい」とかそういう気持ちが強かったんですけど、お客様に合わせながらも、モノの良さで見るみたいな。お勧めしたいものが幅広くなった気がします。自分的に。レパートリーが増えたような感じですね。

それは良いことですね。

そうですね!良いことだと思います!

売り場に立つときにどんなことを意識していますか?

やっぱり、足を運んでくださるお客様が楽しんでいただけるようにっていうのを常に意識はしていますね。今日という1日、お買い物を楽しんでいただけるようにっていうところかな。基礎的なところだと思います。

様々なお客様がおられると思うので、お客様に寄り添って。例えばデート中のお客様もおられれば、ご家族で来られるお客様がおられたり、一人でゆっくり見たいっていう方もいらっしゃると思うし。お客様に合わせた接客スタイルを心がけています。僕中心ではなく、お客様中心で動いていけるように。全然力不足なこともあると思うんですけど、そういう風に意識はしていますね。

前に一度、ちょうど山口さんがボーンフリーに戻られてすぐの頃に長浜店に行った時、山口さんに会いにお店に来られているお客様がすごく多いなと感じました。

ありがたいことに結構名前を覚えてくださっている方もおられて、久しぶりに会う方もいらっしゃいましたし、ずっとボーンフリーに遊びに来てくださっている方が多くて、それは嬉しいですよね。

たしかにそうですね。その日は「山口さん戻ってきたよ」っていうことを聞いて会いに来てくださる方が、何組かおられたような。

嬉しいのは、他店のスタッフがそのことをお客様に伝えてくれているっていうところもですね。昨日もおられたんですけど、「他のボーンフリーのスタッフさんから戻ってこられたって聞いて」って来てくださったりっていうこともあったりとか。それは嬉しいですね。

あとはこの4月に入社した新入社員の河崎さんが6月から長浜店に配属になって、まぁ後輩ができたわけですよ。河崎さんの育成といいますか、一緒になってやっていってるんですけど、教えています。……も仕事です!教えるのが苦手なので、背中で語りながら時折言葉で添えるっていうくらいの程度ですけど。背中で語って「見とけよ!」と。でも彼は親しみやすいキャラクターなので。知れば知るほど面白いですね。初めはクールな感じで喋りにくいかも知れないんですけど、いざ喋ってみるとめちゃくちゃ面白いんですよ。彼のお客様も増えてきていて。もう抜かされます(笑)

期待のホープですね。

もう僕を飛び越えていきますね。跳び箱のように僕を抜かしていきます。

そうやって若いスタッフの人がどんどんお客様と仲良くなってくれて、ボーンフリーで働くのが楽しいって思ってもらえたら、それが一番我々としても何よりですよね。

そうですね。で、次は長浜店のメンズ担当になってもらいたいので。そこを目指して今頑張っておられるところですね。頑張れ!

今までお聞きしたことと重なるところがあるかも知れませんが、宮崎生活を経て変わったことってありますか? 山口さんの考え方であったりとか、ライフスタイルだったりとか。

贅沢はしなくなったかな(笑)なんだろう、「これでいいか」みたいな。欲がなくなったかな。十分事足りてるっていうのが幸せやなって。海に入って、ご飯食べて寝て。自然と触れ合って。で、好きな洋服に関われて、それだけで幸せやなっていう気持ちになりましたね。もっとこう、向上心を持ってやらないといけないかも知れないんですけど(笑)でも幸せですね。平和です。また洋服に関われて、お客様と関われて、スタッフと関わるだけで幸せですね。

良いですね。なんかピースフルな感じですね。

そうですね!ピースフルですね。

今の山口さん、良い感じですね。肩の力が昔より抜けているような気がします。

昔はなんか結構頑張ってた気がしますね。もちろん会社からしたら向上心高い方が良いんですけど。でも決して怠けているわけじゃなくて、なんか自分にとって幸せのラインが見えてきたというか。今はそれをキープしながら生きているって感じですね。

ファッションの変化についてさっきお聞きしたんですけど、最近よくバンダナを頭に巻いてるじゃないですか。あれハマってるのかなと思って、ずっとお聞きしたかったんです。

(笑)あれはハマってるといえばハマってるかな。宮崎で付けだして、思ったよりイケてるやんって思ってそこから付けてる感じで。あのバンダナはボーンフリーのお客様から貰ったバンダナなんですよ。Made in U.S.A.の。で、今でも大切に使っていて、身につけたりしていますね。大学生時代から通ってくださっているお客様で、今でも来てくださってて。思い出の品です。

そうなんですね!あのスタイル、勝手にアクセル・ローズ巻きって呼んでました。

アクセル・ローズ巻き(笑)確かに。インスタライブでもコメントいただきました。僕はZ-BOYS、ドッグタウンの70年代のスケーターのイメージでやってるんですけど、でもそっちでも取れますね。スケーターっぽさもあり、ロックっぽさもあり。

話は変わりますが、最近の休日の過ごし方やマイブームってなんですか?

最近はね、編み物にハマってて。かぎ針を使ってやってるんですけど。自分で帽子を作りたいんです。それをできれば販売したいなって。将来的に。

ハンドメイドブランドみたいな。

そうそう。センスがないからだいぶ時間かかるんですけどね(笑)先の長い話です。

もうだいぶ出来てきているんですか?

これなんですけど。だいぶ我流で編んでいるので、本来の編み方とは全然違うんですけど(笑)でも楽しいですね。ていうのが今マイブームで。で、これをなぜハマったのかというと、宮崎でハンドメイドのニットを作っている方がおられるんですけど、その帽子を購入させてもらって、すごく気に入って。自分でもこんなの作ってみたいなと思ったのがきっかけですね。

あと手に職をつけるっていうのにすごく憧れがあって。例えば洋服のリメイクだったりお直しもそうですし、こういうニットもそうなんですけど、手に職があるっていうことは素敵だなぁと思って。その憧れからも趣味でやってますね。

また完成品のお披露目待ってます!

そうですね。歪みに歪みまくったハットができると思います。逆にそれは味として。

(笑)一点ものの良さとして。

そうです。コンセプト・プロトタイプワンができると思います(笑)自分で被ります。

凄いですね。モノづくりって楽しいですよね。出来上がりの過程まで含めて魅力ですよね。

そうですね。ちょくちょく洋服もリメイクしたりして、ずっとタンスに眠っていたような服もリメイクすることでアップサイクルというか、楽しめるようになるし。そういうのも結構趣味でやっていますね。

もう何着か作ったりしているんですか?

うん、作ったりしていますね。着るのはほぼ休みの日なんですけど、仕事の時もたまに着ますね。一番最近でいくと、ボーンフリーオリジナルのTシャツをリメイクして、ポケットを外したりとかステッチを入れたりして遊んだりしていました。

楽しそうですね!

そしたら自分だけの洋服になるし、愛着が深まるみたいな。

そう考えると、服の楽しみ方って色々ありますね。

そうですよね!流行りのものだけに限らず、キレイめの服が好きな方やストリートが好きな方、アメカジが好きな方もおられたり、それぞれのいいねがあるので、本当に自由だなっていう。ボーンフリーも色々なジャンルの洋服がありますし、本当に色んな方に楽しんでいただけると思いますね。

色々な店舗にもおられましたし、色々な立場を経験されたり、滋賀県と宮崎県の二拠点生活などされてきた、山口さんにとってのボーンフリーってどんなところでしょうか?

僕にとってボーンフリーは原点。宮崎でも色々経験しましたけど、ボーンフリーがあってこそ経験できたことが多かったと思います。18歳の頃から働いて、店長もさせてもらえるようになってその経験の中で得たことが宮崎で活かせられたので、僕の原点はボーンフリーですね。

名言ですね。

(笑)土台を作ってくれた感じですね、ボーンフリーが。さまざまな先輩方や上司、色んな人がいて色んな言葉があって、怒られまくって今がある。

その分逞しく成長して。

それは分からないですけど(笑)逞しいかは分からないけど、全然まだまだやけど、色んなことにトライできるようになったかなって。僕の土台です。

これからボーンフリーでやりたいことなど、山口さんの野望を教えてください!

なんかいっぱい考えられることはありますけどね。ボーンフリー宮崎店を作るとか。

へー!

(笑)とか、あとはオンラインショップの仕事とかにも興味があって。今までずっと僕の仕事場は実店舗って感じでしたけど、裏の仕事というか見えない場所のお仕事って凄いなって。という気持ちがあったりとか、あとバイヤーの仕事もすごく面白そうだと思っています。

商品を先に見られて、それを店頭に並べられるっていうのは素敵ですよね。展示会に行った時もすごく楽しいですよね。先日パタゴニアとか何件か展示会を見てきたんですけど、やっぱり展示会って面白いなって。

展示会はブランドの空気感がダイレクトに味わえますもんね。そういえば、パタゴニアの展示会の時に、リペアのデモンストレーションコーナーでミシンをしていたと聞きました。

そうですそうです。お直しとかリメイクとか好きなので。パタゴニアがちょうどウォーンウェアっていう、アップサイクルとかリメイクのプロダクトをやっていて、そのブースが展示会の中にあったんです。そこで湘南のパタゴニアのリペア部門から来られている方がミシンをされていて、僕興味があったから声掛けて。で、ミシン触らせてもらって教えてもらってました(笑)

今パタゴニアって大学とかに行ったりしているんですよ。リペア部門が持ち込みでお客様の破れた商品を直したりとか、そういうイベントをされていて。滋賀県の大学にも来ていたみたいです。若い世代の人にそういうことを伝えていくっていう目的で。

オンラインに関しては、僕は逆に分からないから分からないことを学びたいというところがありますね。店頭にいるのは歴が長いじゃないですか。もちろん先輩方もおられますけど、アルバイトで入社してから10年以上売り場に立っているので、なんか違うところを見てみたいっていう感じですね。

得意不得意かと言われると不得意かもしれないですけど、でも面白いじゃないですか。自分ができないことを学ぶって。このニットもそうですけど、できないから面白い。新しいことを学び続けるって大事ですね。

すごいですね。なんでも興味をすぐに持てたり、学びたいなと思う気持ちを持ったりとか。

まぁいい意味ではそうなんですけどね。フラフラしてるといえばフラフラしてるから(笑)軸がないからすぐどっか行くんで(笑)「あ、こっちいいな」と思ったらすぐどっか行くから。不安定といえば不安定。

(笑)まあ、良いところでもあるし……。

良いところでもあるし、ちょっと危ないところでもありますね(笑)後先考えずにすぐ行くから、そこだけ要注意ですね。自分の中で注意してますけど、でもダメなんですよね。思ったことはすぐ行動してしまうので。ダメですね……。

ちなみに、宮崎県に行かれていたっていうのは散々触れてきましたが、どんなことをされていたんでしょうか?

宮崎では始めに農業をしていましたね。プチトマト農園で働いていたのと、あとヤシの木農園。ヤシの木屋さんがあるんですけど、自社で育てて全国に発送する仕事があるんですよ。そこで働いたりとか。

ヤシの木農園は、ヤシの実を売るんですか?

ううん、木を売ります。でっかいやつを掘って、根巻きしてトラックで運んだり。あと植物の剪定とか。農園屋さんやからでっかい土地に色んな南国の植物を栽培してて、それを葉っぱを剪定したりとか除草したりとか。色んなことしましたね。あと宿泊業でグランピング施設で働いて。

そういえば山口さん、宮崎時代にテレビに出てましたよね。

出ましたね。ローカルテレビですけど。2年ぐらい働いたのかな、そこは。後は宮崎で古着屋をやってたりとか。やっぱりファッションが好きだなぁと思って。で、今は二拠点生活っていう形で滋賀に戻ってきている感じですね。

滋賀に戻ろうかなと思ったきっかけってなんですか?

きっかけは単純ですね。ボーンフリーが好きやからもう一回関わりたいなって、それだけですね。後先考えず(笑)ボーンフリー好きやし戻りたいなって。

そう言ってもらえるとありがたいですね。

素敵だと思いますよ。ボーンフリー。良い会社ですね。みんな素敵な仲間がいて。平和な楽しい会社です。

最後に一言お願いします!

長浜店、良いところですよ。一番カッコ良いと思います! 素敵な仲間たちがお出迎えしますので、ぜひ遊びにきてください!! ボーンフリーと加藤店長をよろしくお願いします! ボーンフリーのモデルに会いに来てください!

今月は、山口さんのインタビューをお届けしました。宮崎生活のことや編み物の進捗状況など、山口さんへ聞きにぜひみなさま長浜店へ遊びにいらしてくださいね♪
次回はどのスタッフへのインタビューになるのか、来月もお楽しみに!

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