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2022.08.11

バイヤー北相模さんへ、
突撃インタビュー!

スタッフヴォイス、前回に引き続き、スタッフ紹介です。今回は、バイヤーの北相模さんにインタビューしました。お仕事のこと、ファッションのこと、色々聞いてきましたよ。ぜひ、ご覧ください!

ファッションに興味を持ち始めたのは何歳くらい?

14歳くらいだった思います。

そのきっかけは?

先輩や友達周りでスケートボードが流行り出して、自分も一緒に始めたのがきっかけです。当時は、ダボダボのLevi's 501やDickiesにZOO YORKやSTUSSY、Supremeなどを着て、スケシューはDC、EtniesやeSなどでスケートするスタイルが多く、そこから一気にファッションに興味を持ちました。

北相模さんのファッション遍歴は?

スケートボードからファッションに入ったので、初めて買ったパンツはDickiesの874でした。いまでもずっと愛用している定番アイテムです。穿きこんだDickiesにスケートブランドのTシャツばかり着ていました。当時よく着ていたのはZ-BOYSのTシャツです。色が剥げるまで着て滑りまくりましたね。今思い返せば、当時着ていたスケートブランドはアメリカ製が普通でしたね。数はそこまで持ってないですが当時のBonesやPOWELL PERALTA、SANTA CRUZなどから、最近のスケートブランドのTシャツは全て残しています。

それと並行して当時流行っていたのが、B-BOYファッションです。SEANJOHNやPNBNATION、PELLE PELLEなどのアメリカブランドを2XL〜3XLくらいのオーバーサイズで着るダボダボファッションで、無地TにNBAのユニフォームにNEW ERAやKANGOLを合わせるのが最高にかっこ良かったですね。当時、ちょうど2PACやSNOOP DOGGなど日本でもHIPHOPがすごく盛り上がっていて、アメリカのラッパーのファッションを真似して着る人たちがすごく増えましたね。自分がこのスタイルを好きになったのも、スケートビデオに使われていたBGMがHIP HOPばっかりで、自然とPVなどを探してみるようになり、真似したくなったからですね。

そのあとは、とにかくアメリカへの憧れがどんどん加速して、USA製の服やアメリカブランドで身を固めるっていうスタイルが多かったですね。いわゆる、アメカジですかね。この時にブーツやスニーカーも結構集めましたね。

自分のベースになっているのは、やっぱりスケートファッションやアメカジですね。

ボーンフリーを就職先に選んだ理由は?

就職活動はちょこちょこやっていましたが、自分にはなんとなく堅苦しい所が多かった中、当時BORN FREEのキャッチフレーズを見た瞬間にこれだと思いましたね。

“I Love Jeans, I Love U.S.A., I Love Nature More Than All.”
「服が好きで、アメリカが好きで、自然が大好き。」まさにという感じでした。

自身の日々のコーデで気を付けていることは?

何よりもサイズ感ですね。色やブランドも気になりますが、パンツとトップスとのサイズバランスを気にしながら選んでいます。

休みの日は何をしている?

朝一から動ける日は、サーフィンへ行って昼からは子供と一緒に散歩したり、買い物に行ったりが多いですね。たまにバス釣りも行きます。最近は、なかなか釣れないので難しいですね。スケートボードは、今はケガしない程度にクルージングだけをたまにしている感じです。

バイイング業務について

商品を選ぶ基準は?

やはりお客様が喜んでくださるかどうかが、1番大切だと思っています。都心部での流行りやSNSでのトレンドももちろん気になるところですが、うちに来てくださっているお客様を思い浮かべながら商品を選ぶことが非常に多いです。また、インショップ(ショッピングセンターに入っている店舗)と路面店舗では、お店の差別化の為に、ブランドや入荷する商品を変えることも多いです。

発注数量を決めるときに注意することは?していることは?

昨年の販売実績とトレンドの動き、社会情勢など色々なことを考慮しながら数量を決めています。販売実績は、最終販売数量よりも、プロパー(定価)期間でどのくらい買ってくださっているのかを気にすることが多いですね。

商品を仕入れる際、特に意識していることは?

「その商品が実際にお店に入荷して、どのようなイメージで提案できるか」を最初に考えることが多いです。店舗に来てくださっているお客様、店舗のスタッフ方、お店の雰囲気などを考えながら商品を仕入れます。いくら良いブランドや商品でも、BORN FREEのイメージには合わなかったりするものは仕入れないこともあります。

バイヤーの楽しいところ(やりがい)は?

やはりいち早く来シーズンの新作を見られるところですね。また、展示会ではブランドのデザイナーの方とお話できることが多いので、世間話から、なかなか聞けない生産背景や、商品に対しての深い思いなどを聞ける所が面白いですね。メーカーさんおススメのごはん屋さんは、だいたい間違いないですね。

バイヤーの難しいところ(大変なところ)は?

入荷した商品は、魅せ方や売り場での配置などで一気に見え方が変わってきます。それぞれのアイテムを良く見せる工夫や、店舗に合った提案を常に考えていくことが難しくもあり、楽しさでもあります。また、メンズブランドは半年以上前にオーダーしないといけない所が多いです。昨今の社会情勢や、トレンドの移り変わりなどの中での判断が難しくなってきているなと感じます。

バイヤーに必要なこと(能力)は?

良い商品を仕入れるのはもちろんですが、仕入れたものを良く見せる力ですね。有名ブランドか、値段がどうかとかではなく、自分の選んだアイテム、MDや提案の内容をいかにみんなで共有して、それをお客様に喜んでいただけるようにできるかどうかだと思います。あとは、各メーカーさんとのコミュニケーション能力は非常に大切だと思いますね。

バイヤーとして今後こんなことをしていきたい、ボーンフリーをこんな風にしていきたい

やはり、「地方のセレクトショップといえばBORN FREEだね」と全国でも思ってもらえるようになりたいですね。この数年で生活様式が変わり、遠方へ買い物に行かれる方も少なくなったと感じます。「BORN FREEに行けば、いつも気に入るアイテムやおもしろい物がある」と、たくさんの方に思ってもらえるような仕入れや新しい提案などをしていきたいですね。

SDGsの流れにより、変化してきていること、変化させたいこと、SDGsに対して思う事

リサイクル素材やエコレザーなどを使用するブランドがかなり増えてきています。生産に関しても、過剰な量ではなく受注生産でしか作らないメーカーも多くなりましたね。BORN FREEでも色々な商品を仕入れていますが、地球環境の事を考えると、やはりエコやリサイクル素材といった商品はどんどん取り入れていきたいところですね。

トレンド情報はどこから?

最近だと、InstagramやYouTube、などですね。また、メーカーの方と色々話をして情報を聞いていることも多いです。

展示会が面白いブランドは?

THE NORTH FACEやKEENなどは、ブランドのシーズンテーマの演出やディスプレイがいつも迫力あっておもしろいですね。REMI RELIEFやCAL O LINEは、いつも圧巻の品番数で驚かされます。デザイナーの後藤さんや金子さんとの話はいつもマニアックで面白いですね。REMI RELIEFのアイテムを、店頭で見てくださったことのある方はわかると思いますが、Vintage加工を施したTシャツやスウェットなどが抜群の雰囲気を醸し出しています。この加工に関しては、児島の自社工場でのストーンウォッシュや職人さんの手作業によって1枚1枚仕上げられています。アメリカンカルチャーなどがバックボーンにあるREMI RELIEFの自社工場には、サーファーやスケーターの職人さんが息抜きできるように、工場内にスケートできるランプがあるみたいです。そういう所も、アメリカっぽくていいですね!

北相模さんの普段はなかなか聞くことのできない、お仕事の話、ファッションの話をたくさん聞くことができました。バイヤーならではのお話、とても貴重でしたね。次回はどんなスタッフへインタビューするのか、ぜひお楽しみに!

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